デリケートゾーンの臭いが気になる人の中には、「自分は病気ではないか?」と悩んでいる方々もいるようです。今回は「デリケートゾーンと臭いと病気の関係性」について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

デリケートゾーンの臭いは誰しもある!

膣内には自浄作用を担う「デーデルライン桿菌」という乳酸菌が住んでいるため、どんな女性でもデリケートゾーンの臭いがあります。特におりものなどに漂う「酸っぱい臭い」は、デーデルライン桿菌によって生じていますので、自分自身が気にならないレベルであれば、「身体のメカニズムによるもの」と捉えて良いでしょう。

パートナーを不快にさせるほどの臭いなら「すそわきが」かも!?

パートナーを不快にさせるレベルの悪臭が漂っている場合は、ワキガの仲間である「すそわきが」の可能性があります。すそわきがの原因は、アポクリン腺から生じる汗と雑菌の繁殖によるものです。

ワキガ系の体臭は遺伝による原因も多いため、両親や兄弟にワキガの人がいる場合は、「すそわきがになる可能性も高い」と考えて良いでしょう。

またすそわきがは「乳首や耳の中、ワキと一緒に臭うこと」もあるため、身体のさまざまなパーツから臭いが漂っている場合は、「アポクリン腺から出る汗が原因になっている」と認識した方が良さそうです。

ワキガ系の臭いは、食生活や腸内環境の改善によっても解消することがあるため、まずは生活習慣を見直すことから始めてみてください。また「何をやっても臭いが消えない」という場合は、婦人科専門医に相談した方が良いでしょう。

かゆみや痛み、おりものの異常があったら「女性器の病気」を疑いましょう!

仕事に集中できないほどのムズムズするかゆみや、おりものの色に変化がある時には、女性器周辺の病気を疑った方が良さそうです。全身で最も皮膚が薄い女性の陰部は、肌トラブルや感染症が起こりやすいパーツとなっています。

また性交渉によってパートナーから「カンジタ症」がうつることもありますので、全身の免疫機能を高めたり、陰部を綺麗に洗浄する習慣を付けて「病気にならない策」を講じる必要があると言えるでしょう。

かゆみや臭いを放置しておくと膣炎に発展するケースもあるため、「普段と違う臭いやおりもの」などに気付いたら、早めに婦人科に行くべきです。

腸内環境の悪化や肝機能の低下もデリケートゾーンの臭いに繋がる!

便秘によって腸内環境が悪くなると、腐った便から生じたアンモニア臭がデリケートゾーンに漂いやすくなります。連日続くお酒の付き合いによって肝機能が下がると、肝臓で処理できなかったアンモニアが血液に流れやすくなりますので、体臭を防ぐためにも「内臓の健康も守るべき」と言えるでしょう。

また糖尿病を患っている人はカンジタ症にかかりやすい傾向がありますので、「デリケートゾーンの臭いや不調」が度重なる時には、全身の病気を疑った方が良いと言えそうです。

洗浄や軟膏で対処ができない時には婦人科専門医に相談を!

一般的なデリケートゾーンの臭いは、毎日の洗浄や生活習慣の改善で少しずつ緩和していきます。これに対して病気を原因とするデリケートゾーンの不調は、「痛みやかゆみ、臭いが酷くなっていく」という結果に繋がりますので、セルフケアに限界を感じた時には早めに産婦人科医に相談してください。

男性の先生に陰部を見せることに抵抗がある場合は、「女医さんがいるクリニック」のお世話になった方が症状の説明もしやすくなります。

まとめ

誰もが多少の臭いを有するデリケートゾーンですが、普段と違う症状が出ている場合は、病気を疑って診察を受けた方が良いと言えるでしょう。特に不正出血や下腹部痛を伴う場合は、子宮頸がんなどの可能性の場合もありますので、具体的な症状をメモして病院に行くようにしてください。